学校だより
地域とともに
校長 古川 明子
11月16日(日)に、大宮駅東口から大宮東中学校までの駅前通りや大宮小学校、芝川小学校、第二東中学校周辺で「レッツ・ジョイン!クリーン活動」が実施されました。この活動は、「住みよい きれいな 街づくり」を合言葉に、青少年の社会参加や健全育成等を目的として、青少年育成中部地区会の皆様が主催されている活動で、毎年11月の中旬に地域の4校の小中学生が中心となって駅前通りや各学校周辺の清掃活動に取り組んでいます。
活動当日は、「学校周辺をもっときれいにしたい」「よりよい環境を整えたい」「住みよい地域のために貢献したい」等の気持ちをもった238名の生徒たちが集まり、通常の清掃ではなかなか手の届かない、校地内の側溝掃除や落ち葉掃き、草むしりや学校の周りのごみ拾いを保護者の皆様や地域の皆様と協力しておこないました。1時間という限られた時間の中ではありましたが、熱心に草をむしってグラウンドをより使いやすい状態にしたり、たくさんの落ち葉を他の生徒と協力しながら集めて通路をきれいにしたり、学校の周りにポイ捨てされているゴミを拾い集めて地域の環境美化に努めたりするなど、二東生の合言葉である「スマイル」の「イ」、一生懸命取り組む姿が見られました。活動の最後には、正門前にたくさんのゴミ袋が集まり、その数を数えるのも難しいほどでした。生徒の皆さんや保護者の皆様、地域の皆様の協力により、「住みよい きれいな 街づくり」に近づいたのではないかと思います。
自分たちが過ごす学校や、自分たちが暮らす地域をよりよくしたい、そのために自分ができることに取り組みたい、学校や地域に貢献したいという思いをもつことができるのは、とても素晴らしいことです。そして、その思いを実際に行動に移し、誰かのために努力できる皆さんをとても誇らしく思います。「ボランティア通信」でお知らせしてきましたが、今回の「レッツ・ジョイン!クリーン活動」の他にも、これまでにたくさんの二東生がボランティア活動を通して、共に助け合って生きる社会を目指して、地域や社会に貢献しようと一生懸命取り組んできました。
自分たちの暮らす地域を大切に思い、自分たちをはぐくんでくれている地域の方への感謝の気持ちをもち、自分ができることに取り組んでいくことが、これから地域の要として活躍していく皆さんの役目です。どんなことからでも構いません。安全指導をしてくれている地域の皆様へのあいさつや、ポイ捨てをしないこと等すぐに取り組めることから、地域で行われるボランティアへの参加等、あなたのできる、あなたの「地域とともに」ある在り方を模索してみてください。さて、地域とともに生きるあなたは、どんなことから取り組んでみますか?




