学校だより

ルールに込められた想い

校長 古川 明子

 

 1月15日(木)に、薬物乱用防止の啓発活動を2005年から多くの学校で実施されている内谷 正文様と保護司の小川 大二郎様を講師にお迎えして、薬物乱用防止教室を行いました。講師の内谷様からは、ご自身及びご家族の薬物依存に係る実体験に基づいた話をしていただき、薬物乱用の恐ろしさについて深く考える時間となりました。SNS等の不確かな情報に惑わされて、興味本位で不用意に手を出してしまったり、先輩や仲間、オンライン上でつきあいのある人からの誘いを断り切れずに手を出してしまったりしたことをきっかけに、自分も家族も傷つけ、取り返しのつかない事態になってしまうことがあります。これは、薬物に限らず、未成年である二東生の皆さんには、たばこやお酒、バイクや車の運転など、他にも法律で規制されているものは同じです。なぜ、法律で規制されているのか、しっかりと考え、理解することはとても大切です。皆さん自身の身体と心を守るため、皆さん自身の未来を守るため、そして、皆さんがこれから生きていく社会をよりよくするためでもあります。

 二東生の皆さんが暮らしている社会や、学校生活にもたくさんのルールがあります。例えば、1年生は2月13日(金)に上野・浅草方面の校外学習が、2年生は2月17日(火)から2泊3日の舘岩自然の教室があり、それぞれの実行委員を中心に生活の決まりを作成していました。学年全員で行く校外学習や宿泊学習を成功させたい、素敵な思い出をつくりたい、学年としての絆や団結を深めたい等の気持ちを込めて、集団生活や集団での行動がスムーズにいくように、各クラスからの意見も踏まえて作成してくれました。「自分一人くらいだったら」「ばれなきゃいいや」と、他人事として捉えるのではなく、社会の、集団の一員として自分は何をすべきなのか、なぜこのルールはあるのか、そこに込められた意味や想いをしっかりと考え、受け止めてルールを守ろうという気持ちを育ててもらいたいと思います。それが、規範意識を高めるということです。校外での活動や宿泊学習に限らず、規範意識は、集団生活を送る上で、社会性を身に付けるために不可欠です。二東生の皆さん、ぜひ、皆さん自身も、そして皆さんの周りの人も心地よく生活していくために、ルールを守ろうとする規範意識をさらに高めていってください。

 二東生の合言葉である「スマイル」の「ル」は、ルールを守る。規範意識をもち、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると考えられることです。ルールに込められた意味や想いに目を向け、皆さん自身も皆さんの周りの人も「スマイル」あふれる生活を送ることができるよう、心掛けていきましょう。

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